日本保全学会 事務局
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第1回「検査・評価・保全に関する連携講演会」

主催

日本保全学会

協賛

(社)日本機械学会、(社)日本材料学会、日本AEM学会、(社)日本非破壊検査協会、(社)日本原子力学会、(財)エンジニアリング振興協会、(社)溶接学会、(社)土木学会、(社)日本航空宇宙学会、(社)計測自動制御学会、ヒューマンインターフェース学会、システム制御情報学会、(社)腐食防食協会、(社)日本溶接協会、(社)火力原子力発電技術協会、(中間法人)日本原子力技術協会、(財)発電設備技術検査協会、(社)日本鉄鋼協会、(社)日本非破壊検査工業会、(社)日本プラントメンテナンス協会、日本応用数理学会、(社)日本電気協会、(独)日本原子力研究開発機構、(社)化学工学会、(社)石油学会、(社)日本建築学会、シンビオ社会研究会 (順不同)

会期

2008年1月15日(火)、16日(水)

会場

東京大学浅野キャンパス 武田先端知ビル  武田ホール (東京都文京区弥生2-11-16)

会場

実行委員長 小林 英男(横浜国立大学)
幹事 出町 和之(東京大学)

開催趣旨

 構造物や機器の健全性は、その状態の把握や欠陥の検査、結果の評価と保全活動によって担保される。わが国では大学、産業界や学協会を中心とした研究者や技術者の長期にわたる努力によってこの分野の技術についても格段の進歩を遂げてきた。しかしながら、これまでの進歩は、各産業分野の縦割りの中で検査技術、評価技術、保全技術が個別に進歩してきたといえる。したがってこれらの技術を個別に取り上げている学協会は多いものの、学協会間における情報交換は乏しいのが現状である。一方で、近年になって保全技術の進歩が著しく、この進展に伴い信頼性重視保全を支える重要技術として状態監視技術といった新しい保全概念が取り上げられるようになってきた。それに伴って検査技術や評価技術も従来の欠陥評価の枠を超えて機能喪失の評価技術を包絡することが必要になっている。また、経験的な手法が中心であったこれまでの保全技術に対し、より一層経済的で合理的な保全活動を可能にする保全の学術的体系化が日本機械学会・日本保全学会を中心としてこの10年間検討されてきた。以上の情勢を背景に、従来縦割りで個別的であったこれらの技術分野を関わる学協会が連携して講演会を開催することにより、異なった分野でこれらの技術がどのように発展し現状はどうなっているかを情報交換し、この分野の技術の知見を総合化して学問としての体系化のためのイメージを構築することが望まれる。

 検査、評価、保全に関連した学協会が、このような視点から未来に向けた新しい試みとして、協力し合い、ここに連携講演会を開催するに至った。最後に、当連携講演会を開催するにあたり、実行委員並びに関係各位に多大なるご支援・ご尽力頂いたことに、ここに感謝申し上げます。

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プログラム

2008年1月15日(火)
9:45-9:50 開会の挨拶 第1回連携講演会実行委員長 小林英男(横浜国立大学)
9:50-10:20 基調講演1 「原子炉圧力容器鋼の中性子照射脆化予測法」
  曽根田直樹(電力中央研究所)
10:20-11:05 セッション1 鉄鋼材料の検査・評価・保全(1) 座長:塚田尚史(日本製鋼所)
  ① 中性子照射脆化低減を狙った炉心領域鍛造シェルの製造
  田中泰彦(日本製鋼所)
  ② 原子炉機器用小径管の製造と材料評価
  穴田博之(住友金属工業)
  ③ EPR(1,600MW)原子炉圧力容器用フランジ一体型ノズルシェルの製造と得られた諸特性
  小山庸一(日本製鋼所)
11:05-11:50 セッション2 鉄鋼材料の検査・評価・保全(2) 座長:永田三郎(腐食防食協会)
  ①  磁粉探傷試験におけるヨーク法とプロッド法の比較評価
  坂口智洋(日本製鋼所)
  ② 材料試験計測値の不確かさの管理と適合性の評価及び最近の試験規格
  浅野敏男(日本製鋼所) 
  ③ ITERトロイダル磁場コイルの構造材料と特性評価
  中嶋秀夫(日本原子力研究開発機構)
12:45-13:15 基調講演2「日欧米での高経年化配管での保温材下腐食(CUI)の現状と技術課題」
  川野浩二(出光エンジニアリング)
13:15-14:15 セッション3  化学プラント配管での保温材下腐食(CUI)の非破壊検査とモニタリング評価  座長:山本勝美(日揮)
  ① 化学プラントにおける保温材下腐食の現状と対応
  ② 化学プラントにおける配管の内面減肉管理の現状と対応
  中原正大(旭化成エンジニアリング)
  ③ 電気化学的モニタリング手法(ACM)によるCUIの実施評価
  篠原正(物質・材料研究機構) 
  ④ 高圧ガス保安法における被覆配管検査の新たな取組み
  田村修司(経済産業省原子力安全保安院)
14:15-15:00 セッション4  溶接部の検査・評価・保全  座長:望月正人(大阪大学)
  ① 配管の肉厚・負荷応力のハイブリッド検査
  三谷欣也(ニチゾウテック)
  ② 鋼構造物の疲労に対するレーザーピーニングによる保全
  崎野良比呂(大阪大学) 
  ③ 溶接部近傍の表面歪み分布の変化に着目した損傷評価手法の検討
  町島祐一(レーザック) 
15:15-16:15 セッション5 発電設備の設備診断技術 座長:設楽親(東京電力)
  ① 保全プログラム充実と設備診断技術
  滝沢靖史(東京電力)
  ② 振動診断技術の発電設備への適用
  小林伸二(JFEメカニカル) 
  ③ 潤滑油診断技術の発電設備への適用
  川畑雅彦(トライボテックス)
  ④ 赤外線診断技術の発電設備への適用
  山田浩文(サーモグラファー)
16:15-17:30 セッション6 一般     座長:出町和之(東京大学)
  ① 発電設備に於ける現場適用型検査技術
  金川鐘泰(東京エネシス)
  ② IASCC感受性の非破壊評価手法に関する研究
  根本義之(日本原子力研究開発機構)
  ③ ヒートバランス監視による発電設備診断
  諸田秀嗣(コンピュータソフト開発)
  ④ SCC評価技術高度化に関する電中研の取り組み
  渡辺恵司(電力中央研究所) 
  ⑤ 任意方向の渦電流を用いた探傷法の検討
  水上祥次(職業能力開発総合大学校) 
17:30-18:00 セッション7 材料劣化と保守検査 座長:日笠久和(旭化成エンジニアリング)
  ① 圧力容器全面検査の方法と効果
  田村孝市(旭化成エンジニアリング(株))
  ② e-LEAFシステムによる合理的な設備管理技術
  緒形次郎(旭化成エンジニアリング)
2008年1月16日(水)
9:00-10:00 セッション8 低エネルギー線源の開発と放射線透過試験への実用化  座長:大岡 紀一(日本溶接協会)
  ① 放射線透過試験用γ線の製造技術について
  山本武夫(千代田テクノル) 
  ② 低エネルギーγ線源を用いた撮影技術について
  脇部康彦(新日本非破壊検査)
  ③ 低エネルギーγ線源による放射線透過試験の実用化について
  柏俊文(日立GEニュークリア・エナジー) 
  ④ 放射線透過試験関連諸規格・基準の現状について
  藤岡和俊(発電設備技術検査協会) 
10:00-11:00 セッション9 低エネルギー線源による放射線検査 座長:上坂充(東京大学)
  ① オンサイト非破壊検査用950KeV X線源の開発
  中村直樹(アキュセラ)
  ② 小型ベータトロンによるオンサイト非破壊検査
  大西健広(ハイビームテクノロジー)
  ③ RI中性子源を用いた配管のCUI評価 
  服部行也(日立エンジニアリング・アンド・サービス)
  ④ 放電核融合中性子源の隠蔽核物質探知技術への応用
  春山 満夫(日本原子力研究開発機構)
11:00-12:00 セッション10 応力腐食割れの検査と評価 座長:鹿島光一(電力中央研究所)
  ① 応力腐食割れ(SCC)進展評価に関する安全研究
  仲田清智(原子力安全基盤機構) 
  ② BWR原子炉構成材料のSCC進展評価
  高守謙郎(東京電力)
  ③ PD研修の内容とその実績について
  米山弘志(発電設備技術検査協会) 
  ④ PD資格試験の現状と今後の役割
  笹原利彦(電力中央研究所) 
12:55-13:25 特別講演 「保全学の構築」
  宮健三(法政大学 / 保全学会会長)
13:25-14:25 セッション11 配管減肉検査技術の動向 座長:西口磯春(神奈川工科大学)
  ① ガイド波による探傷監視システム
  坂田文稔(三菱重工業)
  ② 光ファイバドップラーを利用した電磁超音波共振法による金属配管厚さ測定
  高橋雅士(東芝)
  ③ ひずみによる減肉検査方法
  吉野伸(東京電力)
  ④ ガイド波を用いた配管減肉検査技術の開発
  永島良昭(日立製作所) 
14:25-15:25 セッション12 配管減肉検査技術の動向 座長:西口磯春(神奈川工科大学)
  ① 電位差法による減肉検査方法
  浜田晴一(東京電力)
  ② パルス渦流法を原理とした装置(INCOTEST)の現状
  古海寛(東亜非破壊検査)
  ③ 3D超音波検査装置の配管減肉検査への適用
  笹山 隆生(東芝)
  ④ 放射線透過画像検査法による配管減肉検査の概要
  藤原朋人(東京電力)
15:40-16:55 セッション13 配管の局部減肉評価 座長:中曽根祐司(東京理科大学)
  ① 局部減肉を有する圧力機器の安全性評価
  鴻巣眞二(茨城大学)
  ② 欧米の減肉規格の概要とASME Code SectionXIの減肉評価
  長谷川邦夫(原子力安全基盤機構)
  ③ 減肉部を有する配管の耐震性評価に関する研究の概要
  中村いずみ(防災科研)
  ④ 液滴衝撃エロージョン予測ツールの構築のための液滴径評価試験
  森田良(電力中央研究所)
  ⑤ 局部減肉を有する配管要素の破壊クライテリオンに関する検討
  宮崎克雅(日立製作所) 高橋宏治(横浜国立大学) 
16:55-17:25 基調講演3 「逆問題解析の数理」
  山本昌宏(東京大学)
17:25-18:25 セッション14 逆問題解析 座長:高木敏行(東北大学)
  ① ガイド波の三次元数値解析と欠陥評価への応用
  廣瀬壮一(東京工業大学)
  ② 電位差法による配管減肉計測
  本多敏(慶応義塾大学)
  ③ 逆問題解析手法の応用による電磁非破壊検査の高度化
  兼本茂(会津大学)
  ④ Inverse Analysis for Recovering Crack Profiles
  Using Reduced Order Computational Method Arising in Eddy Current Testing
  NGUYEN Thanh Duong and Fumio Kojima (神戸大学)
18:25-18:30 閉会の挨拶

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