日本保全学会 東北・北海道支部 第6回総会開催のお知らせ
Date:2014.04.21
日本保全学会 東北・北海道支部第6回総会および特別講演会を,下記 の通り開催致しますので御案内申し上げます。
日時: 平成26年5月16日(金)
(1)総会 14:30~15:20
(2)若手による発表 15:30~16:10
(3)特別講演会 16:15~17:20
(4)懇親会:17:30~19:00
会場: 東北大学流体科学研究所 2号館5階 大講義室・西(総会,特別講演会)
東北大学 片平キャンパス レストラン萩 (懇親会)
●総会議案:
第1号議案:平成25年度 事業報告
第2号議案:平成25年度 決算報告
第3号議案:平成25年度監査報告
第4号議案:平成26年度事業計画案
第5号議案:平成26年度予算案
第6号議案:東北・北海道支部の平成26年度役員について
●若手による発表:
1)【女川のタービン復旧工事について】
東北電力株式会社 女川原子力発電所 保全部タービンG 齊藤 靖広氏
講演の概要:
2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震により,女川原子力発電所の全号機の原子炉,主タービンが自動停止し,その後の点検によって2,3号機主タービンにおいては,動翼および中間軸受台などに損傷が認められるという甚大な被害が発生しました。本講演では,この地震による2,3号機主タービン損傷状況と,その損傷状況に応じた復旧工事の取り組みについてご紹介します。
2)【特別報告会 若手会の活動報告】
東北大学大学院工学研究科 遊佐 訓孝准教授
●特別講演会:
1)【最新鋭加圧水型軽水炉AP1000の海外建設状況について】(仮)
株式会社 東芝 執行役上席常務・電力システム社副社長 志賀 重範氏
講演の概要:
東芝グループのウェスチングハウス社が加圧水型軽水炉(PWR)の建設と運転における豊富な経験を踏まえて,国際協力の基に改良した出力115万KW級の最新鋭原子力発電所「AP1000」の海外での建設状況などをご紹介します。
2)【ドイツのエネルギー転換策 Energiewende -ポピュリズム政策が経済 と技術開発におとす影】
東北大学客員教授, ザールランド大学教授,
元・Fraunhofer 非破壊検査研究所 (IZFP) 副所長 Gerd Dobmann博士
講演の概要:
2000年6月,社会民主党,緑の党連立政権下のドイツでは,シュレーダー首相により,新規原子力発電所建設の停止と,プラント運転期間を32年に制限する事が電力業界との間で合意されました。その後,キリスト教民主同盟に政権が交代し,様々な政策が変更され,上記のプラント寿命32年についてもプラントの世代によって8年から14年延長されました。そして,2011年3月,福島事故の後,現メルケル政権は,8基の経年化プラントの一時停止を,更に,6月には8基の即時停止と,残りの9基を2022年までに全て停止することを決定しました。本講演では,これらの政治的決断後のドイツの現状を,特に政府援助の下に多大な開発が行われている,風力発電や太陽光発電に焦点を当てご紹介します。
●懇親会
会場: 東北大学 片平キャンパス レストラン萩
会費: 5,000円(学生1000円)
お問い合わせ先:
仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学 流体科学研究所 高木研究室内
日本保全学会 東北・北海道支部 事務局 志村宛
TEL&FAX 022-211-9889
north.com@jsm.or.jp