東北原子力シンポジウムが開催されました
Date:2010.02.03
平成21年10月20日~21日、青森県上北郡六ヶ所村にて、日本原子力学会東北支部主催、日本保全学会東北・北海道支部ならびに六ヶ所村の共催により、第3回東北原子力シンポジウムが開催されました。
今回のシンポジウムは、初日が4つのテーマ・セッションと1件の特別講演(原子力発電所の被ばく低減対策-東北電力の取り組み-:東北電力(株) 伊藤 重)から構成され、二日目には電源開発(株)大間建設所、RFS(株)リサイクル燃料備蓄センター建設現場、及び東北電力(株)東通原子力発電所への見学会が催されました。テーマ・セッションには、『六ヶ所村における原子力と地域振興』、『東北地区における原子力人材育成』、『東北地区における事業者の取り組み』と並んで『保全学会セッション』が企画され、その中で下記5件の講演が行われました。1.高経年化対策強化基盤整備事業 への東北・北海道クラスターの取り組み(東北大学 高木敏行)
2.量子エネルギー工学専攻における保全工学研究・教育(東北大学 渡辺 豊)
3.日本原燃における保全への取り組み(日本原燃(株) 尾形圭司)
4.東北電力の原子力発電所における配管肉厚管理の概要(東北電力(株) 秋葉真司)
5.青森職能短大校の保全への取り組みと教育システムの紹介(青森職業能力開発総合大学校 橋本光男)まさに陸奥(みちのく)の地、六ヶ所村での開催でしたが、宮健三会長、原子力安全・保安院 根井寿規審議官のご参加も得て、たいへん充実したシンポジウムとなりました。ご協力下さいました会員各位に感謝申し上げます。
原子力安全・保安院 根井審議官 ご講演 六ヶ所村 古川村長 ご講演 東北大学 石井教授 ご講演 東北大学 高木教授 ご講演 東北大学 渡辺教授 ご講演