保全遺産(Maintenance Heritage)について
本会では、2019年度より、保全学の発展、普及、社会への貢献を奨励することを目的とし、歴史に残る保全技術関連遺産でありかつ人類の文化的遺産である保全遺産(Maintenance Heritage)を認定する制度を設けています。
認定候補の代表者は個人または団体とし、原則として会員とします。
保全遺産の内容としては以下の種類を設けており、認定件数は毎年1~2件とします。
- 画期的な保全措置が取られたことを示す機器、プラント、システム
- 画期的な保全の技術資料(文献もしくは残された資料)
- 歴史的な保全措置や技術を示す建造物、構造物、展示館等の所蔵品などの事物
申請及び認定
申請者は、毎年3月末日までに所定の申請書を理事長に提出するものとし、申請書に基づき保全遺産選考委員会で候補を選定し、理事会で決定します。