2021年は初めてオンライン形式および提言型学術講演会として第17回学術講演会を開催しました。
2022年の第18回学術講演会は、従来の現地会場での参加に加えてオンラインによる参加も可能とする、ハイブリッド形式で開催いたします。現地会場は、京都大学吉田キャンパス百周年時計台記念館および付近の講義室などを利用します。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- テーマ
- カーボンニュートラルと原子力の貢献
- 趣旨
- 今世紀中葉でのカーボンニュートラル実現に向けた取組みが世界的に始まっている。我が国ではエネルギー分野を中心に脱炭素の本格的な取組みが第6次エネルギー基本計画として示され、太陽光や風力等の再生可能エネルギーの拡大とともに、安定性と経済性に優れる原子力エネルギーの貢献が期待されている。 燃料資源の多くを輸入に頼る我が国のエネルギー供給構造の脆弱性は、昨今の、ロシアによるウクライナ軍事侵攻により改めて認識されるに至ったが、準国産エネルギーとして安定供給に寄与する原子力エネルギーは、福島第一原子力発電所事故の影響によりその利用は大幅に制限され、世界一厳しいとされる新規制基準が策定されおよそ10年が経った今でもなお、再稼働を果たした原子力発電所の数は10基に過ぎない。 これではエネルギー基本計画において期待される原子力の役割を十分に果たすことはできない。第6次エネルギー基本計画を着実に実行に移すために、原子力の産業界、官界、学界は果たして何をすべきなのか、原子力の安全性と安定性を確証し国民の信頼を取り戻すための保全とはいかなるものか考える。 上記を趣旨とし、今回の学術講演会ではハイブリッド方式での開催とする
- 主催
- 日本保全学会
- 会期
- 2022/07/13~2022/07/15
- 会場
- 京都大学吉田キャンパス (googlemap) & オンライン
- セッション
-
- 提言テーマセッション
- テーマ:日本のエネルギー事情と原子力発電の意義
- 趣 旨:ロシアのウクライナ侵攻による原油やLNG他の天然資源の高騰で、テロや戦乱に対するエネルギー安全保障の重要性が再認識され.脱炭素を長期目標として堅持するエネルギー基本計画の修正が必要となっている。エネルギー資源問題と電力供給システムの強靭化方法について議論し提言として取りまとめる。
- 一般講演 募集テーマPDF 講演時間15分+質疑応答5分です。
- 学生セッション
- 「保全現場からの声」セッション
- 企業展示
- 見学会
- 情報交換会
- 提言テーマセッション
- 特別企画 7月13日(水)
-
- 基調講演 : 佐伯啓思氏 (評論家、京都大学 名誉教授)「民意の暴走とリスク社会の行方」
- 特別講演 :
- 西浦博氏 (京都大学 教授)「新型コロナウイルス感染症のリスク評価」
- 杉山大志氏 (キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)「脱炭素が招いたウクライナ戦争、戦時に備えるエネルギー政策は」
- 協賛団体
- 日本機械学会、日本材料学会、日本AEM学会、日本非破壊検査協会、エンジニアリング協会、溶接学会、土木学会、計測自動制御学会、ヒューマンインタフェース学会、システム制御情報学会、腐食防食学会、日本溶接協会、火力原子力発電技術協会、原子力安全推進協会、発電設備技術検査協会、日本非破壊検査工業会、日本プラントメンテナンス協会、日本電気協会、日本トライボロジー学会、電力土木技術協会、日本原子力学会、日本原子力研究開発機構、日本設備管理学会、日本航空宇宙学会、日本鉄鋼協会、日本応用数理学会、化学工学会 (順不同)
- 講演登録
- 特設サイトよりご登録ください。 4月28日締め切り 参加登録後に講演登録ができます。 <延長しました!> →5月12日(木)締め切り ただし、学生セッションへの講演登録は4/28で締め切りました。 ※講演者は、正会員又は学生会員であること <講演者へ> ・講演時間15分、質疑応答5分になります。 ・発表用に自前のPCを持参ください。 ・もしくは据え付けPCは利用可能ですが、データはUSBメモリで持参ください。
- 講演予稿について
- 日本保全学会学術講演会では原稿のオンライン投稿を採用しています。講演申込をされた方にユーザ名とパスワードを発行し、メールにてお知らせいたします。
講演申込フォームでユーザ名・パスワードを取得してから、オンライン投稿よりログインし、講演原稿(予稿集掲載)をアップロードしてください。
予稿提出〆切:5/13(金)
<延長しました!> →5月20日(金)締め切り
予稿集原稿テンプレートはこちら 予稿集原稿テンプレート(保全現場からの声 用)はこちら
※要旨集(予稿集)に掲載された講演原稿の著作権は、全て日本保全学会に帰属するものとします。また、将来、保全アーカイブ、J-stageなど、ウェブ上への掲載を予定しておりますので、ご承知おきください。(著者、共著者、関係者による予稿原稿の二次利用(転載)については、原則的に妨げません) ※当日資料(パワーポイント)等は各自、持参準備をお願いしております。
- 参加登録
- 受付終了しました
- 参加登録料
- 正会員:10,000円 非会員:15,000円 「保全現場からの声(40歳未満)」のみでの発表者:5000円 学生会員:1,000円 学生非会員:2,000円 ※すべて税込 ※要旨集(紙媒体)が必要な方は、予稿集冊子印刷手数料(送料含む)2000円(税込)が別途必要です。
- お問い合わせ
- 一般社団法人 日本保全学会 第18回学術講演会実行委員会 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄 京都大学 エネルギー理工学研究所内 TEL/FAX : 0774-38-3482 E-mail : am18@jsm.or.jp