「事故・故障事例検討会」の設置について(R1)
(R1):平成28年10月12日
平成27年10月5日
1. 設置の趣旨と目的
原子力プラントは、初号機の導入から今日に至るまで、多くの研究開発やトラブルから得た知見を都度既設機に反映し、安全性、信頼性の向上に努めてきている。これらの過程を踏まえて、現在では日本型の標準プラントが開発され、安全性、信頼性、運用性、経済性の観点から完成度の高い発電システムとして設備形成されている。
今日に至るまでに取り組んできた主要な技術課題について、原因の同定から対策の立案、プラントへの反映に至るまでを振り返り、今後の技術開発の礎とすることは、意義があるとともに技術伝承という観点からも有効な手段であると考える。
こうした観点から、原子力プラントがこれまでに直面した困難な課題や事故・故障を整理し、そこから得られる教訓を多くの関係者が活用できるように技術伝承書としてまとめる。
2. 活動内容
以下の検討を行う。
原子力プラントがこれまでに直面した困難な課題や事故・故障を整理し、そこから得られる教訓を抽出する。
得られた教訓を多くの関係者が活用できるように、技術伝承書としてまとめる。
追加情報等があれば、技術伝承書を逐次改定する。